親御様に知っていただきたいこと②-2014年6月19日
~ 先週のつづき ~
②独身でいることにプレッシャー(重圧)を感じない環境であるということ
これは独身者本人もそうですが周りもそうです。
親御様の時代
適齢期を過ぎた成人、それも30、40代にもなっている男性女性が
「独身!」と言って胸を張れたでしょうか?
“ 外 ” では、とても肩身の狭い想いをしてしまう訳です。
反対に“ 内側 ” では・・・
親、親族、ご近所、友人、恩師、上司・・・周りが放っておきません。
ですからいつまでも結婚せずにいるということに、
とても肩身の狭い想いを、“内・外”でされた訳で
親御様やご家族の方も同じ、またはそれ以上だったでしょう。
ところが現代は・・・
未婚者層も増えていることから
極論、胸を張ってでも外を歩くことができますし、
職場でもどこででも必要以上に肩身の狭い想いをするなんてことはないでしょう。
これは
“ 外側 ” のプレッシャーが無くなってしまったからなのです。
こうして2つの理由をおさらいしてみると
適齢期を過ぎてから新しい出会いやきっかけを作ることは困難であり、
独身でいるということも世間的には浮いた存在ではない
という、まさに悪循環なのです。
お子さん方のこれらの現状を知っていただいた上で、
親御様方には “ 内側 ” の役割、必要性を分かっていただきたいのです。
親の「何とかしよう!」という強い想い、そして行動
これらが昔と同じ様に求められるのです。